30年以上使用しているMC2125のリレーは当然寿命でもあり、時々片チャンネルが出なかったり、音量が左右異なったりの症状がでており、今回、リレー接点を磨くか交換が必要となってきた。
WEBでの修理では、リレー接点を磨いたりしている場合が多いが、元々ミニュチュアリレーで現代でも一般的に入手可能であり、当初から交換を主体に検討していた。
(写真はMC2125ではなくMC2120の物、従って現状はLY2)
MC2125に最初から付いていたリレーは富士通製、型番FRL-264、?024/04AL-01という物、現物は4回路を左右2つずつパラ接続して接点接触の改善をおこなっている様子。ただ、残念ながら同型番は富士通のWEBでは確認できるものの廃盤となっており入手不可。
とろこで、購入したMC2120の方はOMRONの型番LY2で2回路の物が使われていた。
但し、MC2120の方は、入手前に色々改修された様で、LY2がオリジナルか否かは今となっては不明。
他社のアンプなどでもOMRONが一般的で、交換品選定としてはMY2Zで行うこととした。4回路の代替え品も考えたが、MY2Zの型番末尾"Z"は金接点で、”Z”はMY2Zのみ対応、即ち2回路の物のみなので、結果的にはMY2Z一択となる。
現時点では良好、というか聴き比べても良くわからない。実際は使用後5年10年経過した後の音の遷移と長期安定性だと思うので、現時点では評価は難しい。
気が付いたら周りはかなり古いものばかり。現代のから見ると周回遅れも甚だしい物ばかり、だからこそ見えてくる景色もあると思い、力を抜いて急がず、ゆっくりスローライフで行きます。
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