Harkness購入については前回述べたが、日時を調べると2009年と既に10年が経過した事になる。
今までのC36/C38は箱のみの購入だったが、Harknessについては同じD130+175DLH+N1200の構成で、且つまた16オームのグレイ版、ネットワークのN1200については旧型のネジ止め式の物だった。
早速、手持ちの8オーム黒フレームと16オームグレー版との比較を半年くらいかけて行った。
良く言われている、JBLは16オームグレー、できれば更に古いフラットバックに限るみたいな事を言われ、音がかなり違う様に噂されるが(フラットバックは自分は不知だが)、結論からいえば、グレーと黒の差は騒がれる程では無いと思う。
では全く同じかと言われると、正直それも違うのは確かで、16オームグレーは、ちょっとネアカ、押し出しは若干強めだと思う。ちょうとイメージ的にはC36/C38の箱でのオリジナル&国産箱の違いと同じ様な傾向にも思える。
それで、結論的には手持ちの8オーム黒を残したのだが、8オーム黒は自分が新品購入し30年くらい使い続けたもので、素性がはっきりしている事。グレイの方は明らかに真ん中のダイヤフラムの修正跡があったり、やっぱり自分が付き合い続けた素性の知れたユニットを継続して使いたいので、結果としてはグレーを手放した。
それから、私の場合はMC240にしろ、MC2125/2120にしろ、マッキンのトランス付きで16オーム、8オームをドライブする側から見ても差がないからこそ言える話で、通常のマッチングトランスを持たない(OTLというか?)アンプであれば、結果は更に判らないと思う。
確かに、ユニットの条件(傷み具合、素性など)が全く同じであれば私も16オームグレー版を残したとは思うが、8オームを選択したのは、逆にその程度の差とも言えると思う。
気が付いたら周りはかなり古いものばかり。現代のから見ると周回遅れも甚だしい物ばかり、だからこそ見えてくる景色もあると思い、力を抜いて急がず、ゆっくりスローライフで行きます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
バンドネオン: バンドネオンを背負えるバック (#00043)
バンドネオンの練習を始めたが、やはり独学では無理と感じ始め、教室に通い始めた。 そこで必要になるのはバンドネオンのバッグ。 最初はもともと入っていたハードケース(楽器本体と同時代のかなり年代物の重い箱)で運んでいたがとても重くリュックの様に背負って使える物を探したが、、、、。 海...
-
JBLのHarkness(C40)+D130+175DLH+N12000というシステムについては前回述べ、最初に買ったD130については、既に40年以上の付き合いになる事も述べた。 本ブログではマッキントシュのアンプの修理から始めたが、オーディオでは音を決定するのはあくまでス...
-
正直、D130のバックロードに関しては購入まで、あまり良い印象は無かった。 特に、昔(大昔?)、山水電気のショールームが新宿の明宝ビル1階にあったころ、良くお邪魔していたが、そこに山水のSP707Jがあり、これは国産・山水箱とは言いながら、中身としては縦置きHarknessと...
-
MacIntosh MC2120/MC2125のPower Supply Board修理について備忘録。 まず回路図(これはMC2125のサービスマニュアル引用)。 また、サービスマニュアルの基盤図(こっちはMC2120のマニュアル引用) これら2120/2125...
0 件のコメント:
コメントを投稿