気が付いたら周りはかなり古いものばかり。現代のから見ると周回遅れも甚だしい物ばかり、だからこそ見えてくる景色もあると思い、力を抜いて急がず、ゆっくりスローライフで行きます。
2019年8月9日金曜日
MacIntosh MC2125 Power Amplifier Serial Number:AZ3090 (#00001)
本品を購入したのは、記録を見ると昭和58年、1983年9月3日との事で、すでに現時点(2019年)から36年経過となる。 相方のプリ、C-29については新品を購入したが、とてもMC2125まで新品購入は出来ず、泣く泣く中古の購入、かつ電源が120Vという米国並行品での購入となった。
30年以上の長きに渡り第一線で活躍して、C29を含めての信頼性の高さは満足するものでしたが、確か2−3年前に突然サーミスタ(R279, 部品番号144-074)が焼損。
火花が散ると同時に、終段やドライバーのトランジスタも不良となり、数年かけて修理過程となっている。
トランジスタ関連はMortorolaを引き継いだOn Semiでの代替え品に目処が立ったが、サーミスタ(R279, 部品番号144-074)の代替え品の選択に苦慮。
これはUSAのAudioClassicsに問い合わせを行っても代替え品が無く、海外のMacIntosh系のサイト(AudioKarma, DiyAudioなど)でも情報が限られ苦労しています。
実際は、NTCサーミスタのB定数を測っても、現代のサーミスタの規格と大幅に異なり(B定数)どの様に対応するのか悩みました。この辺りは、今後自分の備忘も含めて纏めてゆきたいと考えています。
写真はこんがり焼けたNTCサーミスタ。セメント抵抗もススが付着しています。
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