2019年8月9日金曜日

MacIntosh MC2125 電源電解コンデンサーの交換。 (#00002)


すでに36年経過して、実際電解コンデンサーの寿命もとっくに過ぎているので、今回サーミスタ焼損での修理に併せて最新のコンデンサーに交換する事を考えました。
まず最初は、MOUSERやAudio Classicなどでの代替え品の購入が無難ですが、コンデンサー4つとなるとかなりの価格、また現在付いているシルバーのGEのコンセンサーに比べると大分ショボい外形となることは否めませんので、今回はGEの外形のみ使って、中身を入れ替える方向での検討となりました。

ちなみに、以下の甘酒との写真は、ちょうと外形がぴったりで、GEの外形が使えない場合は、甘酒で済ませようかと考えたものです。測った様にピッタリですが、とりあえず、既存のGEを使う事で進めます。
ちなみに、GEが無事分解出来るのか不安でしたが、カットすると意外と簡単に中身を引き出すことが出来ました。
結果的には中身は以下のうようになりました。
内面についている、タールかピッチの様な黒いものはドライバーでこじると綺麗に取れました。

中に入れるコンデンサーNichicon10000μF50V(Spec上は上のGEと全く同一規格)との比較。いつもながら、年月による素子の小型化に驚く次第。

一番大変だったのが、実はねじ式のGEのコンデンサーと新しいNichiChemiのハンダ付け。結果としてアルミハンダでの取り付けとなったが、回路的にこの部分が導通不良になるとACがそのまま回路に流れる危険性もあり、確実に接続する方向に変更予定。

最後は以下の様にして接続した。熱がこもる心配があったので上面には放熱用のシリコン接着剤で上面と接する様にした(気休めかもしれないが)。
最後はアルミテープで止めて、この様な結果となった。


仕上がりはまあまあかなあ。
とりあえず、機能はしている状況です。

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