また、基板の図もこちら。
すでに、「MacIntosh MC2125 メーター指示不良を直す。」で記載済みだが、もうちょっと詳細を記載する。
当初、メーターの無いMC2120をメインに修理を進めており、MC2120ではヘッドフォン出力はPower Output PC Boardのヘッドフォン出力が単に抵抗経由でヘッドフォン端子に接続しているだけで、修理時は配線は外したまま忘れていたところ、MC2125に差し替えると、メーターが動かないと悩んだ。
要はヘッドフォンのラインからメーター指示信号を得ているので、ヘッドフォンのラインを外してあれば、当然メーターは動かないという事に気が付くのにしばらくかかった。
ヘッドフォンのラインをメーターに繋ぐことに気が付き接続すると、今度は先のメーター指示不良で述べたように、Power Output PC Boardのコネクター不良が原因でメーター指示が動かいというトラブルで再び苦労することに。
次に、Meter PC Boardに刺さっているICを左右入れ替えると、指示不良が逆に移ることからIC不良と判断するが、実際はICソケットの不良だった(これもメーター不良を直すに記載済)。
このように、メーター関連はトラブル続きで時間を費やす結果となったが、最終的に改善できた。
今回はトラブル以外の修理点をまとめるが、とりあえず、部品リストを作成。
交換したのは、下部の黄色部分、ICLM301とソケット、ポテンショメーターの3点。
オペアンプのLM301については今でも良く使われているので入手は容易だが、今ではDualが主流の様で、意外とSingleを探すのに手間が少しかかった。
ソケットは以前説明の通りで、交換部品は、金メッキもあり良さそう。
また、ポテンショメーターはちょっと奮発して良いものを使った。
Meter PC Boardに関しては、あとは、メーターのレンジ調整、Log Adjust調整を経て完了したら、半田面に防湿コーティングを塗って完了の予定。
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