MacIntosh MC2125の不調については、前回メーターの指示不良が治ったが、実はもう一つ気になる点が(MC2120でも時々発生していたので併記)あった。
気になるのは、「プチプチ」ノイズ。
症状は音が出ない無音時はノイズは起こらず、音を出しているときに、気をつけてスピーカーに耳を近づけると「プチプチ」という音が現れる。
常にでは無く、出るとき、出ないときがある、症状の再現性は難しい状況。
また、電源投入後は徐々に大きくなる様な気がする(気にするので余計大きく感じるのかもしれないが)。
音の出方から、当初は初段近くのトランジスタ、場合によってはダイオードを疑っていた(コンデンサーはほぼ交換済みなので除外した)。
また、アンプを疑ったのは、当初片チャンネルのみなので、これはどちらかのドライバー段の不良と思っていたが、最後、良く聞くと反対チャンネルも少々出ていた。
(反対チャンネルでも少ないとはいえノイズが出ていた事により、アンプドライバー段のみ疑ってた現状から他に目を向ける事ができたと思う)。
それからかなり色々な事をやったが、土壺にはまった状態から、なかなか抜け出せなかった。
結果から言えば、USB DAC側というより、隣にあるiMAC が元凶と分かった。
特性を測ったりするので(測定のメインはWavespectraやWave Gen)、試聴の音楽もPC+USBだった。
また、測定や視聴はWindowsのノートパソコンだが、その隣にはiMACでの2台運用。
iMACの電源を切ると、「プチプチ」ノイズも解消される事が解りアンプ側では無い事が判明。
自作PCなら、それも有ると思っていたが、無改造のiMACでもノイズ発生源足りうる事が分かった。
ちなみにWindowsノートパソコンとiMACの距離は1m強は離れているが、勉強部屋自体が狭いので、影響が出たのだろう。
とりあえず、ほぼ全ての手直しが完了し、あとはフロントパネルを付ければ完了となる。
MC2125の全景。
つまみは旧マッキンのつまみを付けた状態で。
気が付いたら周りはかなり古いものばかり。現代のから見ると周回遅れも甚だしい物ばかり、だからこそ見えてくる景色もあると思い、力を抜いて急がず、ゆっくりスローライフで行きます。
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